HOME作品一覧人物画黄道十二宮 ゾディアック Zodiac
アルフォンス・ミュシャの絵画作品 タイトルは、黄道十二宮 ゾディアック Zodiac
作品名

黄道十二宮 ゾディアック Zodiac

作家名

アルフォンス ミュシャ
Alphonse Mucha

コメント

アルフォンス ミュシャの代表作「黄道十二宮(ゾディアック)」は、彼の魅力を余すところなく詰め込んだ傑作です。
この作品は、印刷業者シャンプノワの依頼でカレンダーとしてデザインされました。
中心には黄金の髪をなびかせた美しい女性が描かれ、その背後には西洋占星術の12星座が優雅に配されています。
ミュシャならではの繊細で装飾的なデザインが施され、「線の魔術師」と称される彼の技量を存分に堪能できる一枚です。
この作品は発表当時から非常に高い評価を受け、雑誌「ラ プリュム」の編集長の目にも留まりました。
その後、版権が購入され、雑誌のカレンダーとして再利用されるなど、幅広く愛されました。
また、広告にも使われ、ミュシャの名前を広める重要な役割を果たした作品です。
「黄道十二宮」は、花や植物など自然の要素と、幻想的かつロマンチックな雰囲気が特徴的で、ミュシャが活躍したアール・ヌーヴォー運動を象徴する作品といえます。
リトグラフやシルクスクリーン、ジークレーといった多彩な技法で制作され、復刻版には版の復元者のサインが入ったものもあります。
ミュシャの作品は、星や花、宝石といった要素を女性像と融合させ、幾何学模様や装飾的な文字を巧みに取り入れることで、多様な分野で活躍しました。
その芸術性と独自のデザインは、今なお多くの人々を魅了し続けています。

ミュシャの絵画はコレクター間で高い評価を受けており、その価値は揺るぎません。
お手元にミュシャの作品がございましたら、ぜひ「アトリエケチャップ」にご相談ください。
専門のスタッフが丁寧に査定し、作品の価値を最大限に評価いたします。

買取参考価格

価格はお問い合わせください

アルフォンス・ミュシャ

作家プロフィール

1860年:チェコ・モラヴィア地方イヴァンチツェ生まれ
1885年:ミュンヘン美術アカデミー入学後、パリへ
1894年:女優サラ・ベルナールのポスター「ジスモンダ」が成功
1897年:アール・ヌーヴォーの巨匠としてパリで個展開催
1904年:アメリカで活動、多数の肖像画制作
1910年:チェコに戻り「スラブ叙事詩」制作開始
1918年:チェコスロヴァキア建国、切手・紙幣・国章をデザイン
1919年:プラハで《スラヴ叙事詩》最初の11点を展示
1920~22年:アメリカで《スラヴ叙事詩》5点展示、60万人来場
1924年:バルカン旅行、ギリシャで新構想を得る
1926年:《スラヴ叙事詩》完成、チェコに寄贈
1931年:プラハ聖ヴィート大聖堂のステンドグラス制作
1939年:ドイツ占領後ゲシュタポに逮捕、7月14日死去