
千住博
ウォーターフォール・オン・カラーズ1 Waterfall on Colors 1
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漆黒の闇の中に浮かび上がる満開の桜。
ピンクと白が織りなす美しさは、日本文化の象徴であり、生命の輝きを映し出します。
桜は春を象徴する花として広く親しまれていますが、千住博はその花そのものだけでなく、桜を通じて命や人生、さらには宇宙の神秘といった深遠なテーマを描き出そうとしています。
福島県三春町にある国の天然記念物「三春滝桜」(樹齢1000年超とされる紅枝垂桜)は、彼の桜絵の重要なモチーフです。
「滝桜に向き合うと、桜という存在を超え、命そのものを感じるような不思議な感覚に包まれる」と語る千住博。
その感動が、彼の作品に力強い生命力として表現されています。
日本画特有の余白の美や伝統技法を生かしつつ、現代的な感性で再構築された彼の作品は、静けさと広がりを墨や顔料のシンプルな色彩で描き出し、繊細な筆致と大胆な構図が調和しています。
自然の動きを見事に捉えたその斬新な表現は、多くの人々を魅了し続けています。
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生い立ちと活動拠点: 千住博は日本生まれで、現在ニューヨーク在住の画家。崇高で巨大なスケールの滝や崖を描く作品で国際的に知られる。
制作スタイル: 抽象表現主義に根ざしたミニマルな表現と、日本古来の絵画技法を融合した作品を制作。
1982年 東京芸術大学美術学部絵画科日本画専攻を卒業。
1995年 第46回ヴェネツィア・ビエンナーレで東洋人初の名誉賞受賞。
2002年 MOA岡田茂吉賞大賞受賞。
2013年 大徳寺聚光院に襖絵を完成。
2016年 平成28年度外務大臣表彰受賞。
2017年 第4回イサム・ノグチ賞受賞。
2021年 日本芸術院賞・恩賜賞を「瀧図」で受賞。
経歴・主な役職
2007-2013年: 京都造形芸術大学学長を務める。
現在:
京都芸術大学教授
東京国立博物館アンバサダー
池坊文化芸術財団評議員
学校法人立命館顧問
康耀堂美術館館長
ヴァン・クリーフ&アーペル芸術学校マスターズコミッティー委員
公益財団法人徳川ミュージアム相談役