
石ノ森章太郎
サイボーグ009 〜ジョーFOREVER〜 Cyborg 009 -Joe FOREVER-
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環境破壊を止めようと尽力した息子・一郎を失った光明寺博士は、息子の意思を継ぎ「殺されることのないロボットの戦士」を作ることを決意します。
しかし、その資金を提供したプロフェッサー・ギルはロボットを使った世界征服を企む野望を秘めていました。
命令を盲目的に遂行するロボットでは悪事に手を染める危険があると気づいた博士は、「善悪を自ら判断できる回路」を開発し、人間型ロボット「ジロー」に組み込みます。
しかし、良心回路は不完全な状態で起動実験が行われ、目覚めたジローは半分が赤、半分が青という未完成な姿で世に出ることに。さらに、プロフェッサー・ギルの指示で送り込まれたグリーン・マンティスにより光明寺博士がさらわれ、ジローは何も分からぬまま世界へ放たれてしまいます。
一方、父の手記を受け取っていたミツコは、ジローを探し出し、良心回路の完成を目指します。
人間の感情に近い思いを持つジローは、次第にミツコに恋心を抱くように。しかし、ギルのロボットを操る笛の音と良心回路の作用の間で苦悩するジロー。
二人は光明寺博士を救い出すべく戦いの旅へと出発するのでした。
革新的なヒーロー作品を多数生み出した石ノ森章太郎は、「仮面ライダー」「サイボーグ009」といった未来的なテクノロジーや哲学的テーマを描き、社会問題にも鋭く切り込む作風で知られています。
その多様な作品群はアニメや映画にも大きな影響を与えました。
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1938年: 宮城県登米郡生まれ。本名は小野寺章太郎。
1954年: 『二級天使』(漫画少年)でデビュー。
1964年: 『サイボーグ009』を連載開始し、長期にわたる人気作品となる。
1971年: 『仮面ライダー』を連載。翌年、『人造人間キカイダー』を執筆。
1986年: デビュー30周年を機に、ペンネームを石ノ森章太郎へ改名。
1988年: 『HOTEL』で第33回小学館漫画賞を受賞。
1998年: 勲四等旭日小綬章を受章するなど功績が評価され、逝去。
勲四等旭日小綬章、日本漫画家協会賞、手塚治虫文化賞および特別賞を授与