HOME作品一覧漫画アート銀河鉄道999~星の海の夢~ hoshinouminoyume
松本零士の作品 タイトルは、銀河鉄道999~星の海の夢~
作品名

銀河鉄道999~星の海の夢~

作家名

松本零士
まつもとれいじ

コメント

1977年から1981年にかけて、少年画報社の「少年キング」にて連載され、同誌の看板作品として人気を博した『銀河鉄道999』は、松本零士の代表作の一つです。
この作品はヒットコミックス全18巻が刊行され、第23回(1977年度)小学館漫画賞を受賞しました。
連載中にはテレビアニメ化や劇場アニメ化も行われ、大ヒットを記録。
これによりアニメブームの基盤を築き、『宇宙戦艦ヤマトシリーズ』と共に昭和50年代の松本零士ブームを象徴する作品となりました。
物語の重要な登場人物であるメーテルは、主人公・鉄郎に銀河超特急999号のパスを渡し旅へと誘う謎めいた美女です。
彼女の背景には、機械化帝国を支配する母プロメシュームとの葛藤があり、当初は若者を強化パーツとして帝国に届ける役割を担っていましたが、鉄郎との旅を通じてその呪縛から解放されていきます。
一方、車掌は999号の運行を担当する銀河鉄道株式会社の社員で、規則を忠実に守る生真面目な性格が特徴。
見た目は制服に覆われていますが、実は高圧ガスで構成された透明人間というユニークなキャラクターです。
松本零士の代表作は、壮大な宇宙を舞台に、人間の感情やドラマを織り交ぜた深みのある物語が魅力です。
その流れるような繊細な線や緻密なディテールにより、キャラクターと宇宙の広がりを力強く表現しています。

松本零士の絵画作品は根強いファンに支持されており、高価買取を行っています。
相場の安定した希少な作品をお持ちの方は、ぜひアトリエケチャップへ査定をご依頼ください。

買取参考価格

価格はお問い合わせください

松本零士

作家プロフィール

1938年: 福岡県久留米市生まれ。戦後小倉で育ち、9歳で手塚治虫『新寶島』に影響を受け漫画を描き始める。
1953年: 『蜜蜂の冒険』で「漫画少年」新人王を受賞し商業誌デビュー。
1957年: 『黒い花びら』(「少女」掲載)で本格的に漫画家デビュー。
1968年: 『セクサロイド』を発表し青年漫画で注目される。
1970年代: 『宇宙戦艦ヤマト』『銀河鉄道999』でSF漫画・アニメブームを牽引。
2000年~2018年: 日本漫画家協会常務理事として漫画家の地位向上に尽力。
1994年~2021年: 日本宇宙少年団理事長として青少年教育活動を推進。
2023年: 85歳で逝去。
主な受賞歴
1972年: 『男おいどん』で講談社出版文化賞受賞。
1978年: 『銀河鉄道999』で小学館漫画賞、日本漫画家協会特別賞受賞。
2001年: 紫綬褒章受章。
2012年: フランス芸術文化勲章シュバリエ受章。