サイボーグ009 〜ギャラクシー・ウォーズ〜　Galaxy Wars

石ノ森章太郎
いしのもり しょうたろう

広大な宇宙を舞台に繰り広げられる壮大なスペクタクルロマン。
コマダー星人の宇宙船イシュメールが地球に逃れてきたところから物語が始まります。
その中から現れた少年サバは、母星ダガス星を帝王ゾアに侵略され唯一生き延びた存在でした。
宇宙の支配を狙うゾアは、サバの父コルビン博士やギルモア博士の友人コズモ博士、そして001イワンを誘拐し、カデッツ要塞星に幽閉します。
彼らの知識を利用して、超エネルギー「ボルテックス」を手に入れようとしていたのです。
博士たちを救うため、009・島村ジョーをはじめとするゼロゼロナンバーサイボーグたちは、宇宙への壮大な旅に出発します。
しかし、途中立ち寄った星ファンタリオンにもゾアの魔手が迫り、彼らが怪人ロダックに囚われた王女タマラを救い出した直後、星はダガス軍の攻撃で滅ぼされてしまいます。
怒りに燃えるジョーたちはカデッツ要塞星へ潜入を試みますが、ゾアはすでに計画を進めており、「ボルテックス」を手に入れるべく出発寸前でした。
その最中、004ハインリヒは特攻を敢行し、カデッツ要塞星を道連れに命をかけます。
ゾアを追いかけるジョーたちはついに「ボルテックス」の驚愕の正体を知ることになるのです。
この壮大な物語を生み出したのは、未来的なテクノロジー、哲学的テーマ、そしてヒーロー像を描くことで知られる石ノ森章太郎。『仮面ライダー』や『サイボーグ009』など、多くの革新的作品を手掛け、アニメや映画にも大きな影響を与えました。
その作品は、社会問題への鋭い洞察も加わり、幅広いジャンルで読者を魅了しています。

石ノ森章太郎の作品は、いまだ根強い人気を誇り、コレクターからも高く評価されています。
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