HOME作品一覧フラワーアートバガテルの薔薇 (夫人サイン) Flores de bagatelle
ホアキン・トレンツ・リャドの絵画作品 タイトルは、バガテルの薔薇 Flores de bagatelle
作品名

バガテルの薔薇 (夫人サイン) Flores de bagatelle

作家名

ホアキン・トレンツ・リャド
Joaquín Trénchez Llado

コメント

パリ16区の西に位置するブーローニュの森に佇むバガテル公園。この公園は18世紀に造られ、特に美しいバラ園で知られています。かつてマリー・アントワネットが愛したバラも植えられ、現在では毎年バラの国際コンクールが開催されるほど、バラ愛好家たちにとって特別な場所です。
公園内には一万本ものバラが咲き誇り、その圧倒的な美しさが訪れる人々を魅了します。
このバガテル公園の大輪のバラをモチーフに描かれた作品では、愛と美、そして幸せを象徴するバラの魅力が存分に表現されています。
濃い青の背景から鮮やかに咲き誇る赤や黄色のバラは、絵の具を大胆に叩きつけるようなスプラッシング技法を用いることで、ダイナミックな生命力を感じさせます。
特に印象派の影響を受けた画家は、朝の光の美しさを捉えることにこだわり、荒々しくも繊細なタッチで描かれる作品には、飛び散る絵の具や滴り落ちる様子が特徴的です。
その独特の技法によって、瞬間の輝きが永遠のものとして表現されています。
また、彼は「最後の印象派」や「光の収集家」と称され、リャドフレームという独自の外枠を使うことで、作品に特別な魅力を与えています。

リャドの絵画をお持ちの方、ぜひこの機会に査定をしてみませんか?
全国対応の宅配買取など、幅広いサービスで対応しております。
美術品の高価買取実施中!
お問い合わせをお待ちしています。

買取参考価格

価格はお問い合わせください

ホアキン・トレンツ・リャド

作家プロフィール

1946年: スペイン・バダローナ生まれ。
1955年: アカデミア・パレスで絵を描き始める。
1965年: 19歳で助教授に指名。
1968年: パルマ・デ・マジョルカにアトリエを設置し、国際的に個展開催。
1988年: 「パーソナリティ・オブ・ザ・イヤー」に選ばれる(スペイン人3人目)。
1990年: 日本初個展開催。シルクスクリーン作品発表。
1993年: マジョルカ島で逝去。享年47歳。
1995年: 淡路島にリャド美術館開館。
2000年: マジョルカ島に個人美術館開館(2012年閉館)。