作品名

シンデレラのゴールデンカルーセル Cinderella's Golden Carousel

作家名

ヒロヤマガタ
HIRO YAMAGATA
山形博導

1983年4月15日、ファンタジーランドのアトラクションとして東京ディズニーランドのグランドオープンと同時に登場した「シンデレラのゴールデンカルーセル」は、現在でも名前を変えつつ多くのゲストに愛されています。
このアトラクションの上部パネルには、ディズニー映画『シンデレラ』の名シーンが描かれており、夢と魔法の世界を鮮やかに再現しています。
真っ青に晴れ渡る空には色とりどりのバルーンが浮かび、シンデレラ城と繋がるような風景が広がります。
明るく楽しいパークの雰囲気をポップで魅力的に表現した作品は、見る者にワクワクする気持ちを呼び起こします。

ヤマガタは、シルクスクリーン技法を駆使し、100色以上の豊かな色彩を用いてこのようなシーンを生き生きと描いています。
特に「ヤマガタ・ブルー」と呼ばれる鮮やかな青は、彼の作品を象徴する色であり、細密な風景描写とポップでユーモラスな人物表現が調和した作風が特徴です。
このギャップが、作品に豊かな物語性を与えています。

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作家プロフィール

948年：滋賀県米原市生まれ。
1972年：パリに渡り、絵画制作を開始。翌年、パリ国立美術学校の聴講生となる。
1978年：ロサンゼルスに移住。シルクスクリーン技法を駆使し、100色以上の鮮やかな色彩を散りばめた版画作品で注目を集める。
1984年：東京で個展を開催し、全国的なブームを巻き起こす。
1987年：ヤマガタ財団を設立、芸術振興に貢献。
1992年：ウォルト・ディズニーアートクラシックインクと契約し、特別作品を制作。
公式作品：自由の女神100周年記念、オーストラリア建国記念、エッフェル塔100周年記念などの公式ポスターを制作。
現在：巨大レーザー・インスタレーションを制作し、世界的に活躍。