作品名

ブルードッグ　blue dog

作家名

ジョージ・ロドリーゲ
George Rodrigue

つぶらな瞳でこちらをじっと見つめる「ブルードッグ」。
その愛らしい姿は、「遊んで？」と待っているようで、思わず抱きしめたくなるいじらしさがあります。
ブルードッグは、単なる動物の絵を超えて「魂で呼応する友人」として描かれ、多くの人々を惹きつけてきました。
このシリーズは、ロドリーゲが愛犬ティファニーとルイジアナの伝説的な怪物「ルーガルー」からインスピレーションを受けて生み出したもので、ポップアート的な表現と鮮やかな原色使いが特徴です。
特に、鮮烈なブルーで描かれた「ブルードッグ」は、作者にとって「魂が青い」特別な存在として位置づけられています。
その魅力は幅広い人々に支持され、成功を収めた人々からは「幸運のブルードッグ」とも呼ばれるようになりました。
さらには、アメリカ合衆国大統領が国賓への贈り物として選ぶなど、その名声は国際的です。

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作家プロフィール

1944年: ルイジアナ州ニューイベリアに生まれる。小児麻痺を患い、芸術に目覚める。
1968年: 広告代理店のアート・ディレクターとして活動開始。
1969年: アートに専念し、初個展を開催。以降、多数の賞を受賞。
1989年: 愛犬ティファニーを偲び、「ブルードッグ」シリーズを開始。
1995年: 東京・南青山に「ザ・ブルードッグ・ギャラリー」を開設。
2012年: 12月14日、69歳で逝去。

主なパブリック・コレクション:
ニューオリンズ美術館
ルイジアナ州立美術館
ペンサコラ美術館
マクレーン美術館
スミソニアン研究所
ホワイトハウスコレクション