HOME作品一覧フラワーアートアルハンブラ / 王妃の中庭  (リャド 本人サイン)Alhambra / Courtyard of the Queen
ホアキン・トレンツ・リャドの絵画作品 タイトルは、アルハンブラ : 王妃の中庭
作品名

アルハンブラ / 王妃の中庭  (リャド 本人サイン)Alhambra / Courtyard of the Queen

作家名

ホアキン・トレンツ・リャド
Joaquín Trénchez Llado

コメント

水をたっぷりと湛えた贅沢な庭園、アラヤネスの中庭は、その歴史の中で様々な名前で語り継がれてきました。
庭の中心には、両側に配された大理石の噴水が豊かな水を湛え、訪れる人々を魅了します。
長辺には寝室が並び、短辺は柱頭が立方体の柱廊となっています。
そこには、菱形の透かし彫りや神を讃える文字装飾が施された七つの半円アーチが美しく配されています。
イスラムの伝統に則り、外部には一切表現を持たず、内部の中庭を中心とした空間美が特徴です。
庭園には、ダマスクやガリカ、アルバといったオールドローズが植えられています。
これらのバラは、何世紀にもわたり人々に愛され続けてきました。
オールドローズ特有の濃厚で温かみのある香りは、どこか懐かしく、それでいて深く心に響く魅力を持っています。
この情景をモチーフに描かれた作品は、印象派の影響を色濃く受け、特に朝の光を重視しています。
大胆なタッチで絵具を飛び散らせる表現は、光のきらめきと自然の豊かさを見事に捉えています。
リャドは「最後の印象派」「光の収集家」として知られ、独自のリャドフレームを使用して、記憶に残る光の美を描き出しています。

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ホアキン・トレンツ・リャド

作家プロフィール

1946年: スペイン・バダローナ生まれ。
1955年: アカデミア・パレスで絵を描き始める。
1965年: 19歳で助教授に指名。
1968年: パルマ・デ・マジョルカにアトリエを設置し、国際的に個展開催。
1988年: 「パーソナリティ・オブ・ザ・イヤー」に選ばれる(スペイン人3人目)。
1990年: 日本初個展開催。シルクスクリーン作品発表。
1993年: マジョルカ島で逝去。享年47歳。
1995年: 淡路島にリャド美術館開館。
2000年: マジョルカ島に個人美術館開館(2012年閉館)。