
石ノ森章太郎
サイボーグ009 〜ジョーFOREVER〜 Cyborg 009 -Joe FOREVER-
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009の象徴ともいえる「加速装置」は、奥歯に搭載されたスイッチを噛み締めたり、舌で押すことで起動する仕組みが特徴です。
起動時には口元から「カチリ」という音が鳴り響き、これが彼のトレードマークとなっています。
この装置を使用することで体感速度を含むすべての動作スピードが大幅に上昇し、走行速度は驚異のマッハ3に達します。
『2012 009 conclusion GOD'S WAR -サイボーグ009完結編』は、石ノ森章太郎と小野寺丈の共著による小説で、『サイボーグ009』の物語に終止符を打つ完結編です。
ブラックゴーストとの戦いが終わり、散り散りになったサイボーグ戦士たちがそれぞれの生活を送る中で、「神」の存在を思わせる超常的な事件に遭遇します。
物語は東日本大震災の翌年、邪鬼と呼ばれる怪物が日本を襲い始める場面から展開します。
サイボーグ戦士たちは人々を守るために戦うものの、苦戦を強いられ大きな犠牲を払います。
しかし001が新たな力を授けたことで、彼らは再び立ち上がり、邪鬼を撃退することに成功します。
その後、一見平穏を取り戻したかのように見えた世界ですが、神々の精神攻撃が始まります。
これに対抗するため、サイボーグ戦士たちは能力を進化させ「超能力サイボーグ(PSI-borg)」として新たな段階へと進化します。しかし、さらなる神々の猛攻が待ち受けており、008やギルモア博士が敵側に回るという予期せぬ展開が彼らを苦しめます。
この壮大な物語を描き出したのは、未来的な技術や哲学的テーマを通して人間と社会の本質に迫る石ノ森章太郎。
その革新的なヒーロー作品は、アニメや映画にも多大な影響を与え、多くのファンを魅了してきました。
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1938年: 宮城県登米郡生まれ。本名は小野寺章太郎。
1954年: 『二級天使』(漫画少年)でデビュー。
1964年: 『サイボーグ009』を連載開始し、長期にわたる人気作品となる。
1971年: 『仮面ライダー』を連載。翌年、『人造人間キカイダー』を執筆。
1986年: デビュー30周年を機に、ペンネームを石ノ森章太郎へ改名。
1988年: 『HOTEL』で第33回小学館漫画賞を受賞。
1998年: 勲四等旭日小綬章を受章するなど功績が評価され、逝去。
勲四等旭日小綬章、日本漫画家協会賞、手塚治虫文化賞および特別賞を授与