作品名

アルコスデラフロンテーラ　Arcos de la frontera

作家名

笹倉鉄平
ささくらてっぺい
TEPPEI SASAKURA

アンダルシア地方に位置するアルコス・デ・ラ・フロンテーラは、シェリー酒で名高いヘレスから約31km離れた丘の上に広がる白い街です。
グアダレテ川を見下ろすこの街は、中世の風情を色濃く残し、迷路のような石畳の道や白壁の家々が光と影によって美しく彩られています。
その趣深い景観は、訪れる人々を魅了し、数多くの芸術家たちにインスピレーションを与え続けています。

笹倉鉄平の作品は、このような旅情を感じさせる風景を光とともに描くことが特徴です。
彼の描く情景は、単なる写実を超えて、優しい光や柔らかな色彩で心温まる物語を紡ぎ出します。
「光の情景画家」として知られる笹倉は、観る人に心地よい安らぎと温もりを届け、その作品は幅広い世代に支持されています。繊細で独特の世界観が、多くのファンを魅了し続けています。

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作家プロフィール

1954年：兵庫県生まれ。
1977年：武蔵野美術大学商業デザイン科卒業。グラフィックデザイナーを経てイラストレーターに転身。
1987年～1988年：毎日新聞で「Romantic Gallery」「ロマン色の街角」連載。
1990年：東京・青山スパイラルギャラリーで初個展開催、画家活動に専念。
1998年：「大丸ミュージアム東京」で初の美術館個展。
2004年～2008年：イタリア、北京、パリ、京都で国際個展多数開催。
2021年：「上野の森美術館」にて画業30周年記念個展開催。
国内外で個展100回以上開催。