作品名

サイボーグ009〜明日へ〜　Cyborg 009 ~Tomorrow~

作家名

石ノ森章太郎
いしのもりしょうたろう

真っ白に輝く背景の中に立つ島村ジョーの姿。
その表情には、新たな決意を胸に秘めた大人の強さが表れている。
彼のまなざしは未来を見据え、仲間たちと共に困難を乗り越えようとする意志に満ちている。
異なる時代へ飛ばされた009・島村ジョーとリナ。
離れ離れになった彼らを想う仲間たちは、心を一つにしてシンクロワープを成功させ、再び巡り会う。
しかし、待ち受けていたのは「ブラックゴースト」に支配された暗黒の未来。
平和な未来を信じて戦ってきた彼らにとって、この現実はあまりにも衝撃的だった。
果たして、自分たちの戦いに意味はあったのか――。葛藤する中でも仲間を信じ、共に希望の未来を築こうと決意した彼らは迷いを振り切り、再び「今」という時代へ戻る。
戦いが宿命づけられた時代へと。
『仮面ライダー』や『サイボーグ009』など、数々の革新的ヒーロー作品を生み出した日本の漫画家、石ノ森章太郎。彼の作品は未来的なテクノロジーや哲学的テーマ、そして社会問題を巧みに織り交ぜた物語が特徴で、多くの人々に影響を与えてきました。
その独創的なビジョンはアニメや映画など、幅広いメディアでも高く評価されています。

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作家プロフィール

1938年: 宮城県登米郡生まれ。本名は小野寺章太郎。
1954年: 『二級天使』（漫画少年）でデビュー。
1964年: 『サイボーグ009』を連載開始し、長期にわたる人気作品となる。
1971年: 『仮面ライダー』を連載。翌年、『人造人間キカイダー』を執筆。
1986年: デビュー30周年を機に、ペンネームを石ノ森章太郎へ改名。
1988年: 『HOTEL』で第33回小学館漫画賞を受賞。
1998年: 勲四等旭日小綬章を受章するなど功績が評価され、逝去。
勲四等旭日小綬章、日本漫画家協会賞、手塚治虫文化賞および特別賞を授与