作品名

ポンヌフの夕暮れ　 Le Pont-Neuf le soir

作家名

ミッシェル・ドラクロワ
ミシェル・ドラクロワ
Michel Delacroix

ポン・ヌフは、建設から400年以上が経過した現在でも、セーヌ河に堂々と架かるパリの象徴的な橋です。
パリの右岸と左岸を初めて一本で結んだ重要な建造物として、今も市民に親しまれています。

ドラクロワの作品に描かれたこの橋は、煌びやかさを避け、穏やかで優しい色使いが特徴です。
その温かみのある色調は観る人に安心感と安らぎを与えます。
煙突から立ち上る煙や馬車、街を行き交う人々など、古き良き時代のパリを象徴する要素が細部にまで描かれ、ノスタルジックな雰囲気を醸し出しています。

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作家プロフィール

1933年フランス・パリ14区生まれ。自然の美しさに魅了されて育つ。
1950年エコール・デ・バザールで学ぶが中断、舞台デザインやマルセル・マルソーと活動。
1961年ル・アーブルで美術教授となる。
1966年ドイツで美術教授を務め、独自の作風を確立。「パリの街角」を描き始める。
1975年アーティストフランス金賞受賞。
1996年アトランタ五輪公認アーティストに選出。
1998年フランスW杯公認アーティストに選出。